おめでとう!大関霧馬山

久しぶりの更新です!

先週、夏場所が終わりましたが霧馬山の大関昇進が決定的になりました。

 

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モンゴル勢も高校相撲ないし学生相撲を経験して入門するパターンがほとんどになってきた中、絶滅危惧種の相撲未経験の叩き上げ力士です。

 

もう幕下時代から、その素質の高さから将来の大関候補と嘱望されていましたから、やっとか、、、いう感もあります。

 

ただ、もう満を持して強豪大関ひいては横綱へという期待を込められるかというと、それには今ひとつもの足りないような、、、。

 

まだイマイチ絶対の型が見えない所が、大きいかもしれません。

一応、右上手を引き付けて頭を付けてというのかまそうだとは思うんですが。

 

大関昇進ともなると、その他の三役力士とは力が一段違うなと思わせる所が、直近二場所くらいには見られるんですがあんまりそれも無いというか、、、。

 

あまり良くない言い方ですが、豊昇龍や若隆景、大栄翔などライバルが停滞したり朝乃山が謹慎したり、また北青鵬や落合といった新世代が躍進する前に、どさくさに紛れて大関に上がったような印象がちょっと否めません。

 

ただ成績的にはケチはつけようがないし、三役経験も豊富なので間違いなく強いは強いんですがどうなんでしょう、、、。

 

正代、御嶽海、朝乃山(これは特殊ですが)と短命大関が続いてるので、まずは息の長い名大関を目指して欲しいものです。

 

文句ばかり言いましたが、運動神経やバランスの良く均整の取れた肉体など素質は確かに抜群です。

モンゴル勢も大型化が進んでますが、朝青龍日馬富士鶴竜の系譜の、スピードと技と外連味を持ち合わせた、久々の古き良きタイプのモンゴル人大関にはやはり期待せずにはいられません。

 

照ノ富士貴景勝と共に、若手の壁になり新たな時代を作って欲しい!

そんな想いをこめて、筆を置きます。